スポーツ・医療人材のキャリアアップアカデミー

第8回 体幹深部筋機能とスポーツ障害

平成28年　10月1日（土）　18：30～21:00　（受付け開始　18:00）

中野サンプラザ　研修室（東京都中野区中野4-1-1）

金岡　恒治（かねおか　こうじ）

医学博士（整形外科医）
早稲田大学 スポーツ科学学術院 教授
【活動暦】ロンドン五輪　日本選手団本部ドクター

運動器障害には様々な発生メカニズムがあるが、筋・腱とその骨付着部への過剰な牽引力によるもの、組織同士のインピンジメントによるもの、非生理的な関節運動によるものなどが挙げられる。これらの発生要因には関節安定化機構の機能不全が関与していると考えられ（Stabilizer機能不全症候群）、体幹深部筋機能の改善は腰部障害のみならず、このような病態の改善に寄与することが期待される。ここでは腰部障害を例に挙げ、病態別の障害発生メカニズムを解説し、体幹深部筋機能向上を目的としたアスレティックリハビリテーションについて紹介する。（参考図書：腰痛の病態別運動療法ｰ体幹筋機能向上プログラムｰ　金岡恒治編集　文光堂　2016）